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端正な薄瑠璃徳利を御紹介します。官窯出来ではないですが清時代初期の景徳鎮窯で製作されただけあって、高い気品を保ちつつ日本人の心の襞にもすっと入り込んでくる柔らかさも感じさせます。祥瑞の瓢徳利を短躯にしたような愛らしい姿形、発色のよい薄瑠璃も光の具合で千変万化し見飽きることのない作品です。もう少し容量が欲しいところですが、酒宴の仕上げに磨きこんだ吟醸酒を戴くのに丁度よい品でしょう。
無瑕完好。白磁はいうに及ばず、小さな焼き〆の杯やガラスの盃との相性は抜群と思います。
高 130mm
幅 68mm
容量 150cc(約8勺)
桐箱付
清時代(18世紀)
◎早々の御売約ありがとうございます。
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