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風招 獅子頭  

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又々見てはいけない強烈なモノに出会ってしまった感ある、昨今の流行りとは対極にあるようなモノ。賛同してくれる方は多くはないと分かっていても、この圧倒的なオーラを放つ造形を前にして、見過ごす訳には行きませんでした。

それにしても、これまで見て来た獅子頭とはかなりニュアンスが違う。では何が違うのか?どうやら多くの獅子頭が持つ、ユーモア・ひょうげ・ブサイクさ・無造作(獅子頭コレクターの第一人者K氏の蔵品による豊田市民芸館での展観図録を見ながらの感想)…といった『ゆるキャラ』感がないのです。逆にその造形は、波打つ上唇(犬等よく怒って唸る時にこの様に上唇を捲れ上がらせる)始め、力感みなぎる小鼻、渦巻く眉など細部まで神経が行き届いたシリアスな写実表現から成っており、この作者が彫刻の本職らしい事、そして極めて真摯に鑿をふるっていることを感じます。

おそらく時代に関するお問い合わせがあると思います。先日、展示会(メジコレ)で前出のK氏にお目にかかり、色々獅子頭についてのお話を伺いました。その中で、よく云われるように丈が低い方が古式とは一概には云えないものの、眼の位置が鼻先より低い、目線が上向き等、多くの獅子頭から得た古式と考えられるいくつかの着眼点をご教示頂きました。ただしそれらとて直ちに時代判定の足がかりになるとは単純には云えないようです。あくまで私感では古様であると感じていますが、年号が入った個体等の資料に乏しく正確な判定は困難です。

◆ 長さ:36,7cm、幅:30,3cm、高さ:19,5cm【注】かなりデカイです!下アゴ、両耳(左右コメカミの四角い穴)を欠いています。眉間の四角い穴は何があったか不明。後頭部の鉄釘は毛を留めたものでしょう。右目の外側が破れていますが、これは彫り過ぎによる当初からの破れでしょう。

☆ ご売約となりました。ありがとうございました。

 


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