|
多くの聖達が分け入ったであろう磨崖仏が多く集まる聖地である南山城の当尾に静かに佇む浄瑠璃寺本尊、国宝九体阿弥陀如来坐像の中尊胎内より発見された百躰一版の阿弥陀如来坐像摺仏です。
十二躰一版を用いて七十二躰を押す印仏と百躰一版で摺仏とする二種類が存在いたしますが百躰一版は笵が料紙に収まりきれず端の方で接いで摺っているものは無くしているものをよく見かけます、本品は完璧な状態で残っており摺り上がりも良く虫喰いの部分を除いてもおおよそ九十一躰が確認でき裏打ちの無い発見当時の状態を残す良好な一枚です。
本紙：43.2 × 33.5 cm 平安時代
額装されておらず、お渡しは現状のままとなります。
◎詳細は電話でお問い合わせ下さい。
◯御売約ありがとうございました。 |
|
