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柔らかな白がなんともいい感じ、表面の釉薬が光を反射するガラス質ではなく、あくまでも光りを吸収して飲み込んでしまうような穏やかな膚ですね。そこがいかにも朝鮮陶磁らしく彼の地の陶磁がお好きな方にはたまらないものになっています。
また畳付が小さくベタ底でまるで鉄鉢を思わせるようなかたち、小ぶりで丸くころんとした造形も愛らしく好感がもてますね。
見込みに大き目の貫入があり、もっと使い込んでいくと味が染み込んでもっとはっきりとしてくるのではないでしょうか。
毎日のように使っていきたい、気のおけない相棒として登板させて頂ければと思います。
口径7.5~7.7センチ 高さ3.6~4.0
朝鮮時代後期
新しく杉箱を誂えました
口縁からニュウが1本、その他にもうひとつニュウのように見えるところがありますが、こちらの方は反対側に通っていないようです。
御売約ありがとうございます。 |
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