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古童 伊万里 染付 鷹香合  

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お茶の手前において、昨今はなかなかこなす人が少ないように聞き及びますが、それでも炭手前の重要なうつわと云えば香合ということになりましょうか。そのうつわを黒い炭本体や炭斗の渋い飴色などと対比させたときの、ヴィジュアルの鮮やかさが香合の愉しさのひとつでしょうね。

志野や織部、楽や赤絵、青磁などなど実に多彩でいろんなモチーフが作られているので、中にはお茶はやらないけれど香合ばかり集めておられる方もいらっしゃいますね。まさに掌中の玉、小さく愛らしいその姿にファンも多いと思います。

さてこちらは爽やかな染付、毛彫りを施したボディに余白を活かしながら上手く呉須をあしらっています。モチーフは鷹や隼の猛禽類、目はあえて染付を置かず釘彫りのみで精悍さを強調しています。その表情はたしかに鋭さを感じるのですが、ボディは何となく雀や千鳥のような小禽を思わせる寸詰まりな造形です。これがまた何とも愛らしく可愛いもの、その表情との落差に思わずほっこりさせられてしまいました。

上がりも抜群、青はみずみずしく、白は涼やかに上がっていて文句のないところですね。疵があるとお茶道具としては使いづらいように聞きますが、これは見捨てておけない一品じゃないかと買いました。

棚飾りとしての美しさ、動物好きの心をくすぐる愛らしさ、そんなものが横溢している小品と思います。

長さ7.2センチ 高さ4.3センチ

江戸時代中期頃

桐箱に収められています。

参考画像は柴田コレクションの図録、全く同手というのではありませんが、同じ鳥の香合ということで参照して頂ければと思います。ちなみにこの鴫の香合というのは比較的見ることが出来るかと思います。

蓋部分に2ミリほどの金繕いが1か所、身の部分は一度外れてしまったものを接着して金繕いを施しているようです。

御売約ありがとうございます。
 


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