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唐三彩に代表されますように、中国では古代より動物型の俑(人形)が大小、数多く作られてきました。このような動物小型俑には、犬・豚・羊・家鴨・兎などの種類があります。
本品は唐三彩にも使われた美しい褐色秞の掛かった羊の俑ですが、作行き・発色が良く、これほど愛らしい表情の羊は稀だと思います。
◆ 10,9cm ×4,7, cm、高さ: 7,8cm。唐時代。裂箱に納まっています。画像のとおり、左向きで頸の下と胴の真ん中辺りに小さな秞の剥落が数カ所あります(白く抜けてみえるところ)。
・天理参考館 2007年 第54回企画展 『遣隋使・遣唐使が出会った人びと - 中国隋唐陶製人形の美 - 』 のHP
http://www.sankokan.jp/news_and_information/ex_sp/sp54.html に同手のものが掲載されています。
◎ ご売約となりました。ありがとうございました。 |
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