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器と器の間に挟んだので「挟み皿」と呼ばれます。つまり元来は窯道具。釉薬の垂れにより、上下の器が溶着しないようにするものです。戦前、その侘びた風情に着目した数奇者に拾いあげられ、小間の懐石などに用いられるようになりました。
1枚は無瑕、残りはそれぞれに本金の直し。水に潜らせることで、美濃のねっとりとした土味をより一段楽しめます。信楽のMIHO Museumにも同手同時代の作品が収蔵され、度々展覧会にも出品されておりますので御覧になられた方も多いことでしょう。
直径 110〜125mm(皿によってまちまちです)
高さ 20〜25mm
五枚揃(杉箱付)
室町〜桃山時代
早々の御売約ありがとうございます。 |
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