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古美術 観宝堂 喜名焼焼締黒釉徳利  

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高さ:15.8㎝ 胴径8.2㎝ 17~18世紀

姿、肌ともに素晴らしい焼締の黒釉徳利です。

現在、喜名焼と分類されているものです。しかし、「琉球陶器の来た道」展図録(2011年、沖縄県立博物館・美術館刊)にも所載されている通り、近年の発掘調査により、湧田窯跡の物原から、本品と類似する釉薬がかかった溶着した陶片が出土しており、喜名焼であると断定できないようです。
喜名焼、湧田焼のほか、八重山焼などの可能性が考えられ、謎は深まるばかりです。

ちなみに喜名焼とは読谷村の喜名で作られていた焼き物で、開窯時期は定かではありませんが、18世紀前半くらいまで生産されていたと言われています。
焼締黒釉の徳利や、焼締の壷、擂鉢や厨子甕など、様々なものを作っていたことが知られています。

本品は喜名・八重山・湧田など、どこで焼かれたにしても、形から推察するに、17世紀~18世紀の作だと思われます。

黒釉の上から流し掛けられた暗黄緑色の灰釉が見どころの一つとなっており、また丁寧な高台削りと轆轤引きも大変美しく、全体の造形のバランスが非常に良い優品です。
焼締黒釉の徳利のうち、口が外に向かって開き、玉縁になっているこのような形のものは極めて稀です。

口に1か所金直しがあります。
約200CC入ります。
水漏れも匂いもありません。
箱有。

値段:150,000円(送料、税込です)
 


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