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朝鮮王朝時代後期、分院手の碗です。口縁がガチャガチャしていたのか擦り合わせた残念ものではありますが、品位の高いプロポーションは保たれ、後期官窯系白磁の典型ともいえる申し分のない上がりです。また、一般的な大きさの碗よりも小振りなのも嬉しいところではないでしょうか。
欠けが深かった部分には窪みと薄いニュウ、高台に一箇所ソゲがありますが、磁土が細かく焼きも堅牢ですので悪化していくものではございません。寧ろ実生活で「気兼ねなく使える」分院手の茶碗として、焼酎や薄茶に活躍させていただければ幸いです。
口径 118-120mm
高さ 65-70mm
御売約ありがとうございます。
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