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釘を打たれて、掛花入に見立てられた信楽小壷です。
長石の粒が器面の全面に噴き出し、締まった口に、肩には「∵」の窯印、そして所々に散見出来る自然釉とカセ等、野趣溢れる姿で花映りも申し分ありません。
画像では判り辛いかと思いますが、底部には下駄印が確認出来ます。
口辺の欠けに、側面には銀直しと、疵は少なくありませんが、希少なサイズの信楽壷の佳品です。
「古くて美しいもの」(※)に掲載されている現品になります。
補修部から漏れがありますので、落しを御使用下さい。
高さ 9.5cm
室町時代/箱付
(※)・・・参照画像 「古くて美しいもの」平凡社 P62
御売約、ありがとうございました。
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